【 2003年10月 】

31日 稽古はないので、昼過ぎに起きてまた台本と格闘。自分の部屋で鏡を前に動いて見る。うーん、要検討、稽古かな。
明日は通し稽古なので、全体を通しての自分の芝居を整理しないと。まあ、いくら考えても終わりはないきつさはあるけどね。
30日 前半部分の小返し稽古。立ち回りも決まって、段取り、つなぎも出来てきてる。ただまだ通しをやっていないので全体でどうなるかわからない。自分の芝居も毎日台本と格闘しながら、少しずつ変えていってるけど、まだまだ、今日はとりあえず試しと間をつめていく意識でやってみた。身体に覚えこませないと・・・。
終わってからお食事会、ナレーションをとっていたので遅れた。亨さん、武田さんと同じテーブルにつき、せっかくと思い自分の芝居、亨さんの芝居の作り方、色々聞いて勉強させてもらった。気がついたら、亨さんとタクシーに乗って、新宿の闇に入っていた。何軒行ったかわからない。でも、そこからまた、色んな話を聞かせて貰いました。芝居始めた当初から一緒に舞台に立ったことはあっても、ここまで亨さんと話ができたのは初めてで嬉しかった。ありがとうございました、亨さん。
でも、7時くらいに山の手線に乗ったのに、降りたのは10時くらいだった。
29日 『KILL BILL』を観にいった。ちゃんと見られるか不安だったけど、二時間弱だったのでもった。
なんかやられたって感じだった。色んな意味で。
まあ、内容は書けないけど、何本か見てる人は、またやってくれてるなって感じかな。どっかB級っぽい匂いをわざとだと思うんだけど、それがまた面白かった気がしたかな。
広末さんのが、腰がすわってたかな。
28日 稽古休みで、朝から起きるんだけど、台本チェックして考えては寝、本読んでは寝の一日。洗濯しても雨がうっとうしい。いいともに筧さんが出ていたので、見た。昨日バラエティーに出て、どうして面白いことがいえるんですか?と筧さんに聞いてみたところ、お前もそのうちできるようになるんだよと言われた。なんか嬉しかったけど、できるのかしら?キル・ビルが気になっているのでいこうかとも思ったけど、つい出不肖。
27日 稽古前に広末さんから筧さんに電話があった。いいともなんだけど、きょうすけが電話に出てた。なんか稽古してた。おれも一応電話の側にいたので、「先生!!」と叫んで声の出演をしてみた。聞えたかしら。
後半40分、最後まで通し。なんかテンション上がってしまったね。気持ちいい緊張感。
引っかかっていたところを読み直し、終わってから広末さんに付き合ってもらいやってみる。足りない気持ちをたして、杉田さんにもみてもらう。端っこで、こそこそやっていたのでまだわからんが、なんか光が少し見えた気がした。
居残り稽古でダンス変更。まあ楽しくね。
26日 殺陣稽古から始まって、稽古、稽古。後半集中だった。真中辺りでまだ引っかかっているシーンがどうも決まらない、狂い死にしそう。
25日 台本読み直し。駄目が出たところ、気になった個所確認。司馬遼太郎さんの「幕末」を読み始める。新選組の出きるまでが最初の短編にあって、興味深かった。結構知らないよね。
24日 稽古休み。あえて台本読まず。
23日 まだまださぐりさぐりの部分があって、ちょっと気をつけていかないとね、間とかテンポとか。
うーんワンシーン気になる。
22日 気になることがあり、台本を頭から読み直して、一言一言を考え直して見る。ベースの考えがまったく変わってしまった。いらない動き、新しい考えが浮かんできた。楽しいね。本当に正解かは稽古場で試さないといけないけど・・・。つい部屋で大きな声出してしまい、外に聞えたらキチがいだよね。あー、恥ずかしい。
21日 殺陣稽古に始まり、いよいよ頭から芝居をさらって、更に芝居を深めていく稽古。先輩たちもいろいろ変えてくるんだよね。テンションも上がってきて、少しずつ本意気になっていく。まだオレは探してるとこだけど、まあ高いところでやってないと本当の動きが出てこない気がするから、いい感じ。ただまだまだ薄いね。もっと考えなきゃ。
20日 小暮さん発案で腹筋、発声が始まった。でも自分はなぜかやらないんだよね。そのあと石垣さん、清家さんが殺陣の基本を教えてくれる。ただで教わってると思うと得した気分だよね。なんせプロなんだから。
稽古は前半殺陣稽古で後半芝居。
稽古後はじめて杉田さんとキャスト全員でお食事会を開いてもらった。なんかいよいよって感じだね。
19日 池波正太郎さんの「幕末新選組」を読んで見た。なんか史実を押さえておかないと、面白い所を見逃してしまいそうだから。結構忘れてるというか、しらないことが多いよね。ちょうど芝居での時間設定も網羅していたので大変勉強になりました。もちろん土方も近藤もキャラはまったく違うけどね。
18日 稽古休み。つかさんの幕末の小説を読み直す。うん、少し取り入れてみようかしら。
17日 殺陣稽古中心。オレはあんまり立ち回りないから、その間に台本チェック。
16日 とりえずワンシーンごとに動きをつけていく。それをまず身体に覚えこませる。初めての役で、まだポジショニングが素直にいかない。感じっこはわかるんだけどね。まあ、丁寧に形だけ作る。
杉田さんの演出に合わせてちょっと芝居してみた。
うーん、少し芝居をする感覚が見えた気がした。
15日 稽古休み。朝からまとめて掃除、洗濯、メールチェック、HPとたまっていたものをまとめてやる。午後はちょっと図書館へ。いよいよ一月前だね。
14日 今日から主演、演出が全員揃って、あらためて頭から稽古。杉田さんの演出ははじめてなんだけど、面白いね。杉田さん流の幕末ができるのではないのかしら。自分の発想力ももっともっと磨かなければって感じで勉強にもなるし。キャストも変わっていないようで変わってるんだよね。こりゃ楽しみだわさ。
13日 稽古場日誌みたいなものを作ろうと思ったけど、稽古始まると生活が芝居だけだからここに書いていくことにした。
台詞はだいぶ身体に入ってきたけど、まだ動きはギクシャク。何も考えずに動けるようになるにはもう少しかかるな。
12日 ようやく立ち稽古と殺陣稽古。久しぶりでなんとなく感覚がずれている感じがした。まだまだ始まったばかりさ。久々の舞台。しっかり、丁寧に楽しくやりたいね。
11日 ずーっと台本と格闘とりあえず台詞は入ったけど、入っただけだね。動き、気持ちなどなど立ってからかな。
なんかサーバーの移動があってチャレンジしたけどなんか良く分からなくて、ログインまでして諦めた。
09日 本を持っての立ち稽古。台詞はまだ入れていないのでなかなか役の感じがわからないね。まあ、まずは台詞を入れましょう。
07日 幕末純情伝を読み直してみた。うーん、芝居とは違うけど、ヒントはあるね。
06日 テレビの現場で会って仲良くなって、たまに電話してる役者さんから連絡があって、なにかと思ったら、『飛龍伝』に出るらしく、つかさんとの稽古やら知らない役者さんたちの中で少々不安だったらしい。オレは出ないから現場ではフォローできないけど、いいやく貰えるといいですね。
05日 二回通しで読み。二回とも違う役を読んだんだけど、終わってから、筧さんに『お前これで初演、再演、再々演、三回違う役やったら、お前はミスター幕末純情伝だよ』と言われた。うーん、呼ばれたいね、ミスター幕末純情伝。
04日 筧さん登場。多分早く来るだろうなと思って、俺も早く行ったらやはりもういた。久しぶりで懐かしくて、楽しい時間が始まる気がしてわくわくしてきた。
本読みでは亨さん来ていないので、以蔵を読んだ。楽しかったー。本読みだからって押さえてやるのももったいないよね。
02日 久しぶりの稽古場。台本はおれの所には今朝届いた。まあ、本読みまでに一回読み、参加。
稽古場には懐かしい面々。なんか嬉しくなるね。
本読みしながら、台本直しなんだけど、久しぶりにべらべら喋ったら、腹筋つりそうになった。
01日 ふとんを干してみた。ゆうじくんにコンビにで会った。なんか寒くなってきたね。食欲の秋、芸術の秋、人恋しい秋だね。なんか秋になると寂しくなるんだよね、夕方とか。